【新たな土地探しスタイル】土地を決める前に要チェック!容積率と建ぺい率

注文住宅完成までの流れ

目次

はじめに

1,容積率・建ぺい率の計算方法は?理想の間取りのために知っておきたいこと

2,理想の間取りをイメージする方法とは?

3,自分だけでは計算が不安!理想の間取りは建築のプロに相談

まとめ

はじめに

新しい家を建てるにはまず土地選びから?実は土地選びをするときは建てたい家の間取りを意識しながら探すのがおすすめです。

最初に土地だけを決めてしまうと、容積率・建ぺい率の規定によっては希望の間取りを作れない場合も…まずは容積率、建ぺい率の計算方法について確認し、理想の間取りを考えましょう。

1,容積率・建ぺい率の計算方法は?理想の間取りを叶えるには

多くの人は不動産屋さんで土地を買い、住宅会社と話し合いながら間取りを決める、という方法で家を建てています。しかし住宅を建てる時、容積率・建ぺい率という規定があるのはご存知でしたか?

建ぺい率は敷地面積に対する建築面積の割合、容積率とは敷地面積に対する延べ床面積の割合、を計算した数値になります。

容積率は土地の面積に対する、家の床全ての面積(一階も二階もすべて含みます)です。

式で表現すると、容積率(%)=家の床全ての面積÷土地の面積×100 となります。

例えば100㎡の土地に二階建ての建物があったとして、一階の面積が120㎡、二階の面積が80㎡の場合、この建物の容積率は

(120+80)÷100=1(=200%) と計算できます。

建ぺい率は土地の面積に対して、家を上から見たときの面積(一階と二階のうち、広い方の面積です)、として計算します。

式で表現すると、建ぺい率(%)=家を上から見た時の面積÷土地の面積×100 となります。

具体的に考えると土地の面積が100平方メートルの時、建ぺい率60%であれば

100×0.6=60 と計算し、家を建てることが出来る面積は60㎡になります。

土地ごとに容積率、建ぺい率は違いますが、建ぺい率60%の土地だと、どれだけ広い家が建てたくても土地の60%の大きさの家しか建てることが出来ません。また、容積率の規定によっては、3階建ての家が建てられないかもしれません。

そのため、土地を買ってから建ぺい率などを計算してみると、案外狭い家しか建てられなかった…3階建てにしようと思っていたのに出来なかった…という結果になることもあります。

不動産屋さんは不動産の仲介を中心に行っているため、間取りに関しては専門ではありません。土地を買う前に理想の間取りをイメージしておき、あらかじめ容積率・建ぺい率を計算し、建てることが出来るか調べておくことをおすすめします。

2,理想の間取りをイメージする方法とは?

容積率・建ぺい率の計算方法は分かったけれど具体的にどうすればいいか分からない!という方もいらっしゃると思います。

そんな方は、まずご自分の家族構成を書き出してみてください。それから、子供が大きくなっても使える子供部屋を用意したい、習い事のためにピアノを置きたい、などの希望を書いてください。

家はあなたとあなたの家族の生活に直結します。それぞれの生活スタイルや将来の予定に合わせて希望をたくさん書き出してみましょう。間取りに関してよくわからない、という方も参考にしたい家の間取りなどを用意するとイメージが浮かびやすくなりますよ。

土地を買う前になるべく詳しく間取りをイメージしておくと、こんなはずじゃなかった…という失敗を防ぐことが出来ます。家族とも話し合って色んな希望を出していきましょう。

3,自分だけでは計算が不安!理想の間取りは建築のプロに相談

イメージはできたけれど詳しい容積率や建ぺい率の計算は不安…そんな方には建築のプロに間取り相談をするのがおすすめ。

実は他にも、家にまつわる決まりには容積率や建ぺい率だけでなく、北側斜線制限や道路斜線制限など色々な制限があります。しかし、誰に相談すればいいのか分からなかったり、相談場所が遠いこともありますよね。

そんな方に向けてmadree(マドリー)は、スマホで理想の家の条件を書き込むだけでたくさんの建築家・デザイナーがあなたに合った間取りを提案してくれるサービスを提供中です。

遠くの住宅会社に通う必要がなく、時間がない方でも理想の間取りが実現できます。madree(マドリー)では要望に合った土地探しができる会社も紹介していますので、土地探しの前にmadree(マドリー)で理想のお家を考えてみてくださいね。

まとめ

容積率・建ぺい率などの計算方法、間取りの考え方など参考になりましたか?

自分だけで土地探しを始める前に、専門家の方に相談するのが理想の家への近道です。家づくりでお悩みの方は、ぜひmadree(マドリー)に登録してみてくださいね。