生活スペースを広く保つためにも、荷物をしまっておく収納スペースは欠かせません。とは言っても、ただ収納できれば良いというものではなく、ここでも利便性が求められます。実際に家を建てた人が感じた失敗談をご紹介します。
1.収納部分の照明
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お部屋の見える部分に不要な物を置かないためにも、クローゼットは必須です。でも、クローゼットから何かを取り出す時、もう少し明るかったら…と思ったことがある人も多いのではないでしょうか。暗いクローゼット内での服選びは大変です。
しかし、間取りを考える際にクローゼット内の照明を見落としてしまったという人も少なくありません。実際に使ってみたら「やっぱり暗い」と思うことも。太陽光に近い昼白色または白色の照明を選び、外に出た時の発色に近づけるようにしましょう。また、照明の近くに物が来ないような配置にすることも忘れずに。
2.クローゼット上部の収納
クローゼットの収納量をアップさせるために、上部の棚は便利だと考えている人も多いのではないでしょうか。確かに、普段はあまり使うことのない季節物の布団などを収納しておくには、大活躍してくれそうですよね。
しかし、掃除機や扇風機、暖房器具などを収納しておく場所。収納箇所が増えるというメリットはありますが、地震が発生した際に落ちて危ない物は収納できないのも事実です。また、ホコリも溜まりやすく、掃除がしにくいというデメリットも考えられます。
クローゼットの上部にはあまり重い荷物は収納せず、定期的に掃除しておくことも忘れずにしてくださいね。
3.クローゼットの扉が折れ戸
クローゼットや収納箇所の扉は「折れ戸」「引戸」「開き戸」の3パターンが考えられます。それぞれにメリット・デメリットがありますが、多くの家庭で採用しているのが、扉が二枚に折れて開くタイプの「折れ戸」ではないでしょうか。
端に寄せられるので、幅が広いクローゼットに向いており、ドアが小さくて済むというメリットがあります。両方から開くようにすれば、デッドスペースはなくなります。そのため、家の中にあるすべてのクローゼットが折れ戸というのは避けた方が良いでしょう。
また、それぞれ以下のような場所で採用することをおすすめします。
- 折れ戸・・・間口が広く、全体を見渡したい収納スペース
- 引戸・・・手前にベッドを置くなど十分な開閉スペースが取れない場所
- 開き戸・・・玄関収納など幅が狭い場所
4. 理想の間取りを実現するならプロにお任せ!
理想と現実は、必ずしも合致するものではありません。便利だと思って購入したものが、実は違ったりすることだってあります。それは、家の間取りでも同じことが言えます。少しでも理想に近づけたいなら、プロのアドバイスを聞くことがおすすめ。
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