こんにちは!
住宅の間取りを書いているマドリストのMIOです。
今回は玄関と土間収納の取り方を事例も含めて見ていきましょう。
①省スペースで出来る土間収納
比較的コンパクトな家で、玄関より他を広くとりたい方にお勧めです。
玄関からリビングに行く動線と洗面所などに行ける裏動線を設けています。
土間収納の収納量も比較的しっかりと取ってあり、家族動線なので、靴が脱ぎっぱなしでも気にならない間取りです。
玄関部分も広くは無いですが、框を斜めに設けてあげることでホール部分も少し広くすることが出来ます。
②独立型の土間収納
土間収納はたっぷり欲しいが、家族用の玄関は特に必要のない方向けの間取りです。
土間収納部分は広くは無いが、入ってすぐの正面にも奥行きの浅い収納棚を付けることで収納量が増えます。
また、廊下から使えるコート掛け用のクローゼットも設ければ省スペースで必要な収納を確保できます。
土間収納から直接ホールへ上がれる動線が無いので、玄関側にも日常の靴が入るくらいの下駄箱は欲しいですね。
③家族動線があり、収納もしっかりある土間収納
玄関から土間収納を通って、リビングなどに行ける家族動線がある間取りです。
土間収納も比較的大きめで、それに隣接したクローゼットも大きめに取ってあります。
制服のジャケットや、幼稚園のカバン等も置ける空間です。
鏡もあるといいですね。そのままリビングへも行けるのでメイン玄関はいつもきれいに保つことが出来ます。
④帰宅後、着替えと手洗いが出来る動線
家に帰ってきて、すぐにスーツから部屋着に着替えたり、子供がすぐにトイレや、お風呂まで直行できる間取りです。
この間取りは土間収納は独立してすぐ横(この図だと左側)に設けて、水回りへの動線にこだわっています。
クローゼットも広めにあるので、脱衣室の収納としても使っていただけます。
ほぼ毎日決まった服(制服など)が多い方には使いやすそうですね。
⑤大きな土間スペースがある玄関
玄関に隣接して、土間収納とは別に広い土間スペースがある間取りです。
土間収納に関してはこれまでの事例にもあるような形で、収納もしっかりあり、土間収納から部屋に入れる動線もあります。
その土間収納とは別に、趣味用の土間があるのですが、例えば自転車が好きな方で家の中でメンテや保管をしたい方やスノーボードなどの趣味のメンテスペースにもなります。
また窓も吐き出し窓にしてあるので、車から大きなものを直接土間に入れることも出来るので、土間を使う時は開放してあげると使いやすいですね。
⑥三和土のある玄関
玄関から三和土を通って和室に行ける間取りです。
来客用の和室がある方などにお勧めの間取りで、玄関から三和土まで土間がつながっており、そこから和室に行けるようになっています。
土間収納はその突き当りに設けています。窓も設けているので和庭をつくって和室から眺められるのもいいですね。
土間の間取り、いかがでしたか?
6パターンご紹介させていただきましたが、理想に近い間取りはありましたか?
迷ってしまう方は、建築家に間取り案を作成してもらえるサービス、マドリー(madree)というものもあるので、
利用してみてもいいかもしれません。
自分たちに合った間取りが出来るように考えていけたらいいですね!
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